相性の良い中学を探す

中学入試というのは“初めて”だらけです。
自分で志望中学を選ぶのも初めてなら、入試を受けるのも初めて。
だからこそ、模擬的に入試を体験しておく過去問が重要になるのです。

私立中学へ進学したいけれど、どこの中学が良いか選択しきれていない場合にも、過去問は役立ちます。
入試問題は中学それぞれに特色があるため、お子さんそれぞれに合う、合わないがあるものです。
いくつか気になる中学の過去問に挑戦してみて、最も相性が良いと感じたところを選ぶのも良いでしょう。

入試問題との相性は、中学との相性でもあります。
私立中学が入試を設けているのは一定のタイプの生徒を欲しているためであり、そんな生徒を選り抜いて入学させるために入試があるのです。
そのため、入試問題との相性が良い生徒こそが、その中学に合った生徒と考えられます。
過去問から中学を選ぶのは、自分にとって相性の良い中学を選ぶということ。
過去問を解けるよう勉強するのは、志望中学に相性の良い自分を育て上げる、ということになるでしょう。

ただ、入試までの1年間というのは、長いようでいて短い期間です。
過去問は夏過ぎから挑戦し始めるのが良いとされていますが、その有効期間は早いと新年を迎える前に終わってしまいます。
歳が明ければ入試が始まる中学もありますので。
過去問に挑戦できるのがたった2、3ヶ月だとすると、その期間で子供自身が相性の良い中学を探すのは難しいでしょう。
ここで重要になるのが、やはり何よりも保護者の協力です。